「どのタングルパターンから始めればいいの?」——。 ゼンタングルには200種類以上の公式パターンがありますが、初心者の方にとっては、どれから描けばいいか迷ってしまうかもしれません。 この記事では、ゼンタングル認定講師(CZT)が、初心者から上級者まで楽しめる人気のタングルパターンTOP10をご紹介します。
初心者向け5つのタングル
まずは、初めてゼンタングルに挑戦する方でも、簡単に描けるパターンからご紹介します。 詳しい描き方は、タングル図鑑をご覧ください。
1: Crescent Moon(クレセントムーン)
半円のような形を繰り返し描くシンプルなパターンです。 ゼンタングルの基本技法「オーラ」を描く練習に最適で、初めてでも美しい仕上がりになります。 ストレス解消効果も高く、無心で描けるのが魅力です。
2: Hollibaugh(ホリバー)
直線を組み合わせて、奥行きを表現するパターンです。 「奥と手前」の描き方を学ぶことができます。 直線だけで描けるので、初心者でも取り組みやすいのが特徴です。
ゼンタングルでは常に「背後に書き足す drawbehind」の技法で描きます。 ホリバーの描き方はゼンタングル全般の基本となります。
3: Florz(フローズ)
グリッドから描き始め、交差した部分に小さな菱形を配置するパターンです。 単純な書き順でありながら、たっぷりしたインクの部分(ドラマ)もあり、美しい仕上がりになります。
4: Static(スタティック)
スペース中程にジグザグ線を引き、そのオーラ(少し離れたところに、今ある模様と同じ線を引く)を描いてスペースを埋めていくパターンです。 シェーディングで面白い効果が出ます。
5: Tipple(ティップル)
丸のことをティップルと呼びます。 大小のティップルをスペースに隙間なく描くのはメディテーション効果も高く、出来上がった模様はテクスチャーを感じさせます。
中級者向け3つのタングル
基本的なパターンに慣れてきたら、次は少し複雑なパターンに挑戦しましょう。
6: Mooka(ムーカ)
アールヌーボー時代の人気作家アルフォンス・ミュシャの描く女性像の髪の毛の表現から、インスピレーションをもらってできたタングル。 流れるような曲線が特徴で、作品に優美な印象をもたらします。
7: Verdigogh(バーディゴー)
一本の軸から脇芽のように枝葉をはやし、同様の枝葉をホリバーファッションで描き重ねていくパターンです。 単純な書き方ですが出来上がったものを見ると、まるで本物の小枝を見てデッサンしたかのような表現になります。
8: Huggins(ハギンズ)
小さな丸を並べることからスタートし、複雑に組み合わさったような模様を書くことができます。 出来上がったスペースにさらに小さな模様を加え、豪華に仕上げることができます。
上級者向け2つのタングル
ゼンタングルに慣れてきた方は是非、複雑で美しいパターンに挑戦してみてください。
9: Waybop(ウェイボップ)
種の形から描き始め、リード通りに書き進めると、複雑に絡み合った豪華な文様が出来上がります。 完成した時の達成感は格別です。
10: Scena(セナ)
曲線から1本曲線を描き、それをオーラします。オーラだけで描かれるパターンです。 単純な書き方ですが、非常に集中を要します。完成図が予測できず、描く人によって、また同じ人が描いてもその時々で違う結果が生まれるタングルです。
テクスチャーを感じさせる完成図で、シェーディングによって表情が豊かに変化します。
タングルの組み合わせ方
一枚のタイルに複数のタングルを組み合わせることで、より豊かな作品が生まれます。
*一般的に、一つの画面に複数の要素が入っていると豊かな印象を与えるとされています。 タングルの特徴を知って以下のような組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょう。
- 幾何学的なタングル(クレセントムーン、スタティックなど)+オーガニックなタングル(フラックスやポークリーフなど)
- 風合いを感じさせる線の多いタングル(セナ、マンチンなど)+塗りつぶしの部分(ドラマ)のあるタングル(クレセントムーンやバンゾーなど)
- 直線的なタングル(ホリバーやナイツブリッジなど)+曲線的なタングル(ムーカやモリゴンなど)
*ゼンタングルでは基本的に結果にフォーカスせず、描いている間の集中を味わうことを大切にしています。 そこで、気楽に書かれた線(ストリング)内に、偶然選ばれた模様を描いていく方法(レジェンド)もよく採用される描き方です。
レジェンドの方法:
- 1. タングルの中から無作為に幾つかを選びます。
- 2. 選ばれたタングルに番号を振ります。
- 3. サイコロを振る、トランプを引く、などして偶然でた数字のタングルを描きます。
パターンの選び方のコツ
ゼンタングルのタングルは、どれを描いても楽しく集中できますが、 タングルの特徴を知るとより深い効果が得られます。 以下のポイントを意識してみてください。
1. 気持ちがザワザワして、落ち着きたい時
パラドックスや、セナ、オーラノットなど、描くときにとても集中を必要とするタングルを選んでみましょう。
2. 練習したい技術で選ぶ
曲線を上達したいなら、ムーカやラベル。直線を練習したいなら、ホリバーやパラドックス。 オーラを練習したい時はクレセントムーンやセナ。 目的に合わせて選ぶことで、スキルアップにつながります。
3. 完成イメージで選ぶ
柔らかい雰囲気にしたいなら、オーガニックなタングルを多めに。 クールな印象にしたいなら、直線的なタングルや幾何学的なタングルを多めに。 仕上がりのイメージから逆算して選ぶのもおすすめです。
もっとパターンを知りたい方へ
当サイトのタングル図鑑では、60種類以上のタングルパターンを、 詳しい描き方とともにご紹介しています。 それぞれのパターンの特徴や、描き方のコツなどをお伝えしています。ぜひご覧ください。
あなたのお気に入りパターンを見つけませんか?
株式会社タングルシードでは、初心者向けのスターターガイド(PDF)と解説動画を無料プレゼント中です。 人気パターンの描き方を、ステップバイステップで学べます。
LINEで無料クラスを受け取る プレゼントの内容を見る